日本人の平均体温が年々低くなっている!?
まだ肌寒い桜の時期に、外国人観光客の方達がノースリーブや
薄着で歩いておられる姿を見て、寒くないんかな?と思ってしまう反面、
体温が違うんだろうな~と何気に思ったところから、
この60年の間で日本人の平均体温が、海外よりも低くなっているという記事に
辿り着きました。
近年は気温上昇で、5月でも気温が高くなる為、早くから冷房を入れる所も
増えていますし、1年中冷えている環境で私達は暮らしています。
これが、ますます「日本人低体温化」になっているという内容と、
体温が下がると免疫力にも関係しているというお話しも交えてお伝えしようと思います。
【この60年で日本人はなぜ体温が低くなったのか?】 生活習慣の変化による影響
およそ60年前の日本人の平均体温は36.89度でしたが、現在では36.10度。
以前に比べて約0.8度下がっているのだそうです。世界水準でみても、日本人女性は特に基礎体温が低いそうです。
さて、平均で0.8度か~と思うことなかれ‥‥。
体温が1℃上がると最大5倍~6倍も免疫力が上がり、逆に1℃下がると免疫力が確実に
30%下がるといわれているので、現代人は昭和初期に比べて30%近く免疫力が落ちてきている事になります。
癌になる確率が2人に1人と言われていたり、医療が進んでいても病気になる人が多いのは、体温が下がっている事による免疫力の低下も原因のひとつかも知れませんね。
平均体温低下の原因として考えられるのが、基礎代謝の低下。
特にドアツードアのどこでも車生活の姫路市民は運動不足になりがち。
筋力の低下が体温の低下に繋がっていると考えられます。
その他、過度な食事制限や、冒頭に書いた、早い季節からの冷房使用による、体温調節機能が弱まっていることも低体温の原因と考えられているそうです
【体温が低くなるとどうなる?】
体温が35度台になると、免疫力の低下によって風邪などの感染症にかかりやすくなります。
コロナウイルスが流行った時に、症状が酷い人もいれば、何ともなかった!という人もいたように、免疫力の違いが出たのではないかと思います。その他、臓器や体の機能が低下することで関節、胃腸などの病気、肩こりや腰痛といった不調を引き起こします。
かつて私は35度台の頃があり、それはもう、ガッチガチの肩こりに毎週起こる頭痛、
生理不順、体重増加など、不調まみれでしたね。筋力をつけ、休みの日は歩くなどの運動する事と、体を冷やさない意識で少しずつ解決改善していきました。
日本は古くから高温多湿環境のため、もともと体が温湿度を溜め込まない様になっているんだそうですが、現代人、特に筋力の少ない女性は水分代謝の悪い人が多く、体に溜まった水分がより冷えやすい状態にある為、夏場でも手が冷えたり、年中冷えに悩まされる人が増えています。
やはり、運動不足による筋力の低下が、大まかな原因の様な気がしますね。
寒さも抜けたこの5月、ちょっとそこまで歩いて行ってみるなど、意識して体を動かすといいかもしれませんね。