節分と大豆イソフラボン
2月3日と言えば節分ですね。 節分というのは文字通り「季節」の「分かれ目」を意味し、本来は、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの1日前のことを指します。では、なぜ2月3日だけが節分と呼ばれ、季節の行事として浸透しているのでしょうか?
実は陽暦の2月4日に当たる立春は、1年の始まりとして最も大きな節目と考えられているため、他の3つの節分に比べ2月3日はより特別な意味があります。そのため江戸時代以降、一般的に「節分」と言うと2月3日を指すようになりました。風水学的に、立春は運気の変わる節目とも言われているため、その前日の節分の過ごし方を見直すことによって立春をより良い状態で迎えることができます。何となく豆まきをしていたという人も、何となく流れで恵方巻きを食べていたという人も、今一度節分の日の過ごし方を意識してみませんか?
さて節分では欠かせない「豆」ですが、髪や美容にもとっても重要な食べ物なんです。
大豆イソフラボンの特徴は、女性ホルモン「エストロゲン」(卵胞ホルモン)に似た働きをし、女性の美しさや若々しさを手助けしてくれる事にあります。加齢とともにエストロゲンの分泌量が減少すると、やがて更年期、閉経を迎え、それに伴い、「更年期障害」と呼ばれる体と心のトラブルがみられることがあります。そこで大豆イソフラボンは、エストロゲンの不足を補い、トラブルを予防してくれるのです。
更年期障害を予防・改善 、美しい肌、髪を作る 、ガンのリスクを下げる 、骨粗鬆症を予防 、生活習慣病予防、自律神経の安定、認知症予防などの効果が検証されています。
日本人は、昔から「大豆」を原料とした、味噌、豆腐、醤油、きな粉、納豆など、摂取してきましたが、
近年は、食の欧米化で、大豆製品を取る量が少ない傾向にあるようです。
髪や肌を美しく保つ為にも欠かせない「大豆」。その中でも納豆は特に優秀な食材のようです。
美髪、美肌にかかせない!
大豆イソフラボンを多く含む食品
納豆 1パック(50g) 65.0mg
大豆飲料 125ml 69.0mg
豆腐 1/2丁(110g) 55.0mg
油揚げ 1/2枚(75g) 52.5mg
大豆煮 50g 30.0mg
きな粉 おおさじ1(6g) 15.6mg
みそ おおさじ1(18g) 7.2mg(約1食分当たりの含有量mg)
豆まきが終わった後にいただきたい「福茶」でほっこり
福豆をいれた縁起の良いお茶です。作り方は、昆布の佃煮か塩昆布、
梅干し1個、豆まきに使った福豆を湯のみに入れて熱湯を注ぐだけ。
豆は吉数の3粒入れます。梅の花はおめでたい花、
昆布は「よろこぶ」にかけています。
豆がお湯でやわらかくなり、香ばしくやさしい味のお茶なんですよ。
花粉アレルギー対策の為にも、今からしっかり体を整えて行きましょう~