前髪や分け目が薄くなる理由  

2021/11/10 ブログ

             

「年々、前髪の薄さや分け目の透け具合が気になる…」そして、こんな事も気になりませんか?

抜け毛が増える 髪が細くなる 地肌が臭う ハリコシが弱くなる

髪全体のボリュームが少なくなる 前髪が立ち上がらない 分け目が目立つ 髪がうねる

白髪とは別に、髪の「質」が変化してきた気がする・・・・

実はこれらは、40歳頃から減り始める女性ホルモンの減少が影響しています。40代後半から50代からの特に変化の大きい閉経前後の5年間を更年期と呼び、更年期に起こる女性ホルモンバランスの崩れが

きっかけで、新陳代謝に関わる『ヘアサイクル』が乱れる為に起こります。

女性ホルモンのエストロゲンは、髪の他にも肌や髪の新陳代謝(ターンオーバー)をスムーズに行う働きを担っています。10代までの肌は28日周期で生まれ変わっていますが、50代になると45日と、1.6倍にも。頭皮も肌の一部なので、生まれ変わるまでに時間がかかるようになります。

さらに、悪化させてしまうのは、日々の頭皮環境。

市販のカラー剤でカラーを繰り返してきた 運動不足 冷え性 ストレスが多い 睡眠が浅い 

市販シャンプーに含まれている界面活性剤が頭皮に残っている 地肌をガシガシ洗う

さらに、新陳代謝の落ちた肌は、紫外線などで受けたダメージからの回復力も低下しています。

毎日何かしらの影響を受けている髪と地肌は、小さなダメージを蓄積しています。日々の頭皮環境に加えて、エストロゲンが減少すると修復しきれなくなり、前髪や分け目が薄くなっていくという現状になっていくのです。

 

 

 

 

女性にとって、更年期を避けることは不可能ですが、女性の薄毛は男性と違って遺伝がほとんど関係しないので、気になった時点から頭皮環境を整えることで、年齢に関係なく改善の余地が大いに有ります。

抜け毛防止のための頭皮ケアを、できるだけ早く始めることをおススメします。

頭皮が硬くなっている場合は、まずはヘッドスパで血行促進をし、育毛剤が入りやすい状況を作りましょう。年齢と共に変化する髪や地肌は刺激に弱く、ガシガシ洗いは場合によっては逆効果だったりします。

季節やご自身の頭皮の状態にあった洗い方を一度見直しませんか?

 

 

『ヘアサイクルとは』

髪は、抜けては生え、伸びてまた抜ける、を繰返しています。

この周期をヘアサイクルといいます。

この周期がおかしくなることで成長する前に抜け、抜け毛が増えたように感じるのです。

40代50代以降は特にホルモンバランスの影響で、肌や髪、体質、体調に影響が表れる世代。

「昔と同じ」では、どんどんヘアへの悩みは増えていきます。今からご自身の状態に合った

シャンプー選びから地肌ケアを見直していく事が、10年後の「褒められ髪」に繋がります。