頭皮と糖化と紫外線

2021/05/02 ブログ
糖化

「糖化」という言葉を知っていますか?

現在アンチエイジングで、最も注目されるキーワードの一つです。

糖化とは、身体の中でタンパク質と余分な糖が結びついて、タンパク質が変性、劣化してAGEs(蛋白糖化最終生成物)という老化物質(悪玉物質)を生成する反応のことですが、

この老化物質であるAGEsは分解されにくく、このAGEsの蓄積は肌や髪、骨など全身の老化を進行させ、さらに体調不良の原因になります。

では、どうしたら糖化を起こしやすくなるのか・・・・

糖分や脂肪の多いファストフードを好んで食べたり、お菓子や菓子パンだけで食事を済ませたり、運動不足や睡眠不足等が重なると、糖化が進みやすくなります。食事によって摂り過ぎた余分な糖とタンパク質・脂肪が、体熱によって糖化が起こると細胞の老化が進み、美容の面ではシミやしわが増え、頭皮の老化にも繋がる原因になるのです。

さらに、この5月の強い紫外線を浴びたり、過度のストレスを受け続けることで過剰な酸化物が発生し、さらに糖化を進行させてしまいます。

■ 糖は大切なエネルギー源

少し難しいお話しになりますが、糖は生命を維持するための大切なエネルギー源です。ところが、生体内に取り込まれた糖のうち、エネルギー源として代謝されない取りすぎた糖はタンパク質に結合する性質をもっています。

 

■糖化リスク

糖化リスクとは?余ったブドウ糖や果糖が糖化を引き起こす!

 

取りすぎて余ってしまったブドウ糖。余分なブドウ糖が、血液に入り込んだまま全身の細胞に送り込まれ、タンパク質や脂肪にくっついて糖化が進むと、AGEs(蛋白糖化反応最終生成物)という悪玉物質が生まれます。

このAGEsが真皮のコラーゲンに蓄積すると、肌の弾力が失われてたるみやくすみ、シワに発展します。血管にたまれば動脈硬化、骨なら骨粗しょう症とあらゆる細胞や臓器に影響を及ぼします。

一方、果糖はというと、果糖を食事や飲み物で摂取すると、消化酵素に分解されることなく、そのままの形で腸から吸収されます。果糖が血液中に入ると、大部分は直接体内の細胞へ送り込まれます。ブドウ糖のようにインスリンが関与することはありません。

果糖は体温とすぐ反応するため、ブドウ糖に比べ10倍以上のスピードで大切なタンパク質や脂肪を糖化させ、たくさんのAGEsを作り出すのです。一部の果糖は肝臓に入り、肝臓内の酵素の働きでグリセリドという中性脂肪やブドウ糖に変わります。甘いジュースや、お菓子には殆ど果糖が含まれていますので取りすぎは要注意ですね!

 

さて、ではこの糖化と頭皮の関係ですが、何気なく口にした甘い物や甘い飲み物が、肌のハリを無くしていく。これは体の中だけの問題だけではなく、頭皮にも影響が出ます。頭皮が糖化し、肌細胞が老化すると、毛穴が下がり

髪のボリュームダウンや頭皮環境が悪くなります。そして頭皮は紫外線も浴びやすいので、より糖化しやすい場所でもあります。

 

「糖化」は、世の中に人工甘味料で過度に甘くした食べ物が出ている現代が作りだしていると私は思っています。

味覚は、甘みの感覚を元に戻すのに2週間は糖断ちをしてやっと元に戻ります。意志とは反して脳が甘みを欲しがるので、なかなか大変です。

 

体にも、美容の面でも良くない「糖化」。知っておいてくださいね!        高原